2022/03/24
平日であれば朝昼晩関係なく、いつでも取引ができるというのがFXの大きな利点ですが、取引を避けた方がいい時間帯、あるいは日にちがいくつかあります。まず時間帯ですが、日本時間の早朝は避けるべきでしょう。というのは、通常ではない価格で為替の売買を行うことになるからです。なぜそうなってしまうのかというと、FXの取引システムは24時間すべてで稼働しているというわけではなく、システムを休止させている時間を設けています。
休止開けは売値と買値の差が開くことがあり、そのタイミングで売買してしまうと当然、利益を出しにくくなって不利になってしまうのです。また、休み明けの早朝、ほかの会社に先駆けて売買ができるようにするFX会社もありますが、その場合もやはり売値と買値が離れていることが多いので、チャートが暴騰、あるいは暴落していて、少しでも速く取引する必要があるといった理由がない限り、取引は避けるべきです。取引を避けた方がいい日にちとしては、重要指標の発表日があります。指標の値は事前に専門家によって予想されますが、その予想は必ず当たるとは限りません。
チャートが荒れるのは予想とはまったく違う結果が出た場合で、たとえば、予想では非常にいい指標が出るということだったのに、発表された値はかなり悪いものだったという場合、チャートが大暴落することがあります。すぐに対応できればいいですが、どうしても取引ができないというケースも出てくるので、最初から避けた方が安心なのです。